ローンのEMIがどのように計算されるか(計算例付き)
EMI は一つの数字に見えますが、自分で確かめられる小さな計算の答えです。仕組みがわかると、ローンの条件を比べやすくなります。
計算式
残高逓減型のローンの場合(住宅ローン、自動車ローン、個人ローンのほとんどがこの方式です)、月々の返済額は次の式で求められます:
EMI = P × r × (1 + r)n ÷ ((1 + r)n − 1)
- Pは借入額(元金)です。
- r は月ごとの金利です:年利を12で割り、さらに100で割ります。
- n は毎月の支払回数です:年数 × 12。
計算例
年利9%で20年間、₹10,00,000 を借りたとします。
- r = 9 ÷ 12 ÷ 100 = 0.0075
- n = 20 × 12 = 240
- 分割返済額は月額およそ ₹8,997 です。
240か月間で、合計約₹21,59,342を支払うことになり、そのうち約₹11,59,342が利息です。これは借入額そのものより多くなります。
最初の支払額の内訳
1か月目は、銀行が残高全体に対して利息を請求します。₹10,00,000 × 0.0075 = ₹7,500。EMIの残りの約₹1,497が元金の返済に充てられます。翌月は残高が少し減るため、利息分は少し小さくなり、元金分は少し大きくなります。そのため、返済初期は借入残高がほとんど減っていないように感じられるのです。
返済期間が与える影響
同じローン、同じ 9% の金利で、返済期間が異なる場合:
| 返済期間 | 月々のEMI | 利息総額 | 支払総額 |
|---|---|---|---|
| 15年 | ₹10,143 | ₹8,25,680 | ₹18,25,680 |
| 20年 | ₹8,997 | ₹11,59,342 | ₹21,59,342 |
| 25年 | ₹8,392 | ₹15,17,589 | ₹25,17,589 |
返済期間を長くすると毎月のEMIは下がり、負担は軽くなりますが、利息を払う月数が増えるため、総額は大きく増えます。15年から25年にすると、EMIは毎月約₹1,750下がりますが、利息は約₹6,90,000増えます。どちらが正しいということはなく、異なるトレードオフがあるので、両方を比べてみるのが参考になります。
定額法と定率法
特に小口の個人ローンや自動車ローンでは、一部の貸金業者が定額金利を提示することがあります。定額金利では、毎月残高を返済しているにもかかわらず、利息は全期間を通じて当初の元金に対して計算されます。
₹5,00,000 を、定率10%(フラット)で5年間借りるとします。利息は 5,00,000 × 10% × 5 = ₹2,50,000 となり、分割返済額は (5,00,000 + 2,50,000) ÷ 60 = ₹12,500 です。同じ分割返済額を残高逓減方式のローンで実現するには、年利およそ17.3%に相当します。フラット10%は、残高逓減の10%とはまったく違います。ローンを比較する際は、提示されている金利がどの方式によるものかを必ず確認してください。
EMIに含まれないもの
EMIには元金と利息が含まれます。手数料、保険料、期限前返済の違約金、税金は別途かかり、銀行によっては1ルピー単位に四捨五入されることもあります。計算されたEMIはおおよその目安として使い、最終的な金額は貸し手に確認してください。
判断に役立てるには
- いくつかの返済期間を試して、毎月の支払額が無理のない範囲を確認し、負担にならない中で最も短い返済期間を選んでください。
- ローン比較計算機で2つの条件を並べて比較できます。
- 住宅ローンを計画中ですか? 住宅ローン EMI 計算ツール と 借入可能額計算ツール で、次に知りたいことも確認できます。
- 車両の場合は、自動車ローン計算機をお使いください。